ふと振り返る

いらっしゃいませ〜♡

ブログを書いている今日は、寒いものの晴れていて青い空と銀杏の黄色が

すごくキレイで朝から清々しい気持ちで仕事に向かいました。

爽やかな朝を迎えて幸せを噛み締めていると、ふと２年前のこの時期、

仕事を辞めた時だったな。と思い出しました。

働いていた時にできなかった事をしたい気持ちと、また仕事が見つかるかな、

という不安な気持ちとが入り混じっていて、結局、諸々の手続きをしたりと

想像していた自由を満喫というのとは真逆の生活をしていました。

１つ決めた事は、短時間でもいいので着替えて外に出る事。

普通のことでしょうが、隙あらば引きこもりたくなる性格なので、

着替える＆メイクする。事で社会との繋がりを感じ廃人にならないように

と自分に課していました。(大げさ)

実際に何をしたのかというと、週末に大型スーパーでまとめ買いしていたのを

近所のスーパーでちょこちょこ買い物しました。

毎日スーパーには午後4時〜5時ごろ、夕食を意識し始める時間に行くのが

だんだん日課になっていました。

長年住んでいる私のご近所は、住宅街で家は多いものの人通りは少ない。

と思っていましたが、この時間は小さな子を連れて親子やら、わりと人がいて、

知らなかった近所の一面が見られて楽しくもありました。

ある日、いつものようにスーパーに向かっていると、ふと周囲の人と

私の歩くスピードが違う事に気づきました。

なんと、のんびり代表と思っていた私は、他の人よりもずっと早歩きで

何人もの人を抜いていました。

客観的に私を見ていたら、滑稽です。

何を急いでいるのかスーパーに一目散に向かっていくのです。

この時、私は気づいたのです。

変に焦って不安を感じて、今、という現実を見ていなかった事に。

私は、スーパーに一目散に向かっていたのと同じように、仕事をやめ縛りのない

自由な時間を無視して、ぼんやりとした未来だけを見ていたのだと思います。

それから、毎日スーパーに行く時はゆっくり歩く事にしました。

すると、人の動きだけでなく、天気、風、空の色、植物の色などに目が向き、

今朝、清々しさを感じたように、些細な変化に幸せを感じられるようになりました。

殺伐とした仕事でささくれていた気持ちから、この時卒業した気もします。

ふと、そんな変わるキッカケを思い出した今日でした。

みんなさんも、気がむいた時に、ゆっくり歩いてみるのはいかがでしょうでしょうか。

日常の変化や目の前にある美しい瞬間を大切にしてくださいね。

ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集≪四季≫ [ イ・ムジチ合奏団 ]